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岐阜発!LRT構想④ 岐阜県がLRT構想の参考にしているのが、栃木県の宇都宮市と芳賀町を走るLRT「ライトライン」だ。2023年8月に開業した。宇都宮には路面電車の歴史はなく、自治体を中心にゼロから造りあげた。 1990年代。宇都宮市中心部と鬼怒川をはさんで立地する工業団地への自動車通勤で、道路渋滞が深刻だった。渋滞解消を目的に新交通システムが検討され、モノレールやガイドウェイバスも対象に上がる中で残ったのがLRTだった。 しかし、2000年代に入って当時の栃木県知事がLRT構想に疑問を呈した。LRTが争点になった04年の知事選では構想を「凍結」した現職が敗れ、同日選となった宇都宮市長選でも推進を公約にした佐藤栄一氏が初当選した。それでも佐藤市長は「賛同してくれる人はごくわずかだった」と振り返る。 宇都宮市が13年3月に「東西基幹公共交通の実現に向けた基本方針」でLRTを位置づけると、沿線住民や企業との意見交換が本格化した。市民への説明は「1千回を超えた」と市LRT整備課は話す。鉄道会社を一からつくるようなもの 国からの補助を受け、開業に至るまでの行政手続きも多岐にわたった。 15年に協議会を設けて「地…この記事は有料記事です。残り953文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人北沢卓也名古屋報道センター 論説委員補佐兼務専門・関心分野憲法が関わる社会課題、定住外国人、公共交通関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする