深掘り西九州「新幹線アセス論議」で主張交錯 福岡知事からくぎ刺す発言も岡田将平 小陳勇一 佐々木凌印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

[PR]

整備のあり方が決まっていない九州新幹線西九州ルート武雄温泉―新鳥栖間をめぐり、水嶋智・国土交通事務次官と山口祥義・佐賀県知事との協議が焦点となっている。次官はルートを決めない形での環境影響評価(アセスメント)を提案したが、その地理的な「幅」が論議に。思わぬ所からも矢が飛び、主張はより複雑に交錯している。 福岡県の服部誠太郎知事は12日の記者会見で、強い口調でくぎを刺した。「今後の議論の中で福岡県南部を経由するルートについて検討されるのであれば、当然のこととして、本県の意向も確認しながら対応がなされるべきだ」 この発言は、福岡県南部も対象に含む可能性があるアセスが、頭越しに議論されている状況を警戒してのもの。福岡県内も通過するルートになった場合、現行の整備新幹線の仕組みでは、福岡県も多額の財政負担を求められるからだ。国の案「いろんな意見の可能性閉ざす」佐賀知事主張 旧知の水嶋次官と山口知事は、昨年10月から今年4月までに異例とも言える6回の面会を重ねてきた。その中で4月に次官が提案したのが「ルートを定めない形でのアセス実施」だった。 問題は、その対象範囲だ。佐…この記事は有料記事です。残り850文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人岡田将平佐賀総局専門・関心分野平和、戦争体験の記録・継承、地方佐々木凌西部報道センター|内政キャップ(福岡県政など)専門・関心分野災害・防災、宇宙、原発・エネルギー、環境関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする