[PR]

アナザーノート 専任記者・藤田直央 米国とイランの戦闘終結に向けた合意を受け、フランスでの主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、高市早苗首相はトランプ米大統領の外交努力に敬意を表したという。そもそもの原因は米国の先制攻撃であり、今回の合意は中東からの原油輸出停滞が世界経済を混乱させたことへの応急処置なのに、日本外交は大丈夫かという思いが募る。 3月の日米首脳会談を思い出した。ホワイトハウスを訪れた高市首相が、「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルド(トランプ大統領)だけ」と語る。イラン攻撃前になぜ同盟国に知らせなかったのかと報道陣の日本側から問われたトランプ氏は、「奇襲について日本よりわかる国があるか? 真珠湾についてなぜ教えてくれなかった?」と切り返した。 真珠湾発言を聞くと、太平洋戦争を乗り越えて築かれた日米同盟の前提が崩れているとさえ思える。日本が助けられ、支えてきた、国際秩序の担い手としての米国。その役割をトランプ氏は捨て去ろうとしている。ニュースレター「アナザーノート」政治や経済の最前線を取材する記者のノートから、とっておきの話をお届けする「アナザーノート」。デジタル版有料会員限定で、隔週日曜にメールで先⾏配信しています。最もあきれられた米大統領 過去の外交文書を含め日米関…