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およそ4割の高校生が、「闇バイトと普通の求人の見分けがつきにくい」と感じている――。高額な報酬をうたい犯罪行為に加担させる「闇バイト」についての高校生の意識を、総合人材サービス会社マイナビが調査しました。巧妙な闇バイトの募集を「見分けるためのポイント」などについて聞きました。非就業者の方が「見分けにくい」と回答仕事の内容を明らかにせずに、高額な報酬を示して犯罪に加担させようとするいわゆる「闇バイト」が社会問題化しています。マイナビでは2月から3月にかけて、15歳から18歳の高校生を対象に、アルバイトに関する調査を実施しました。調査では「闇バイトと普通の求人の見分けがつきにくいと思う」に「はい」か「いいえ」で答える項目を設けました。926人の回答者のうち、「はい」と答えた人は高校生の41.5%にのぼり、そのうちアルバイト就業者は40.3%、非就業者は44.1%で、非就業者の方が3.8ポイント高い結果となりました。家庭や学校からの情報だけでは…マイナビのアルバイト情報事業部の渡邉弘彬(ひろあき)さんは、「闇バイトというリスクがあることは認識していても、具体的な判断に不安を抱える層が半分近くいるということがわかります」と話します。非就業者の方が、見分けがつきにくいと回答した割合が高かったことについて「高校生は初めてバイトを経験する人も多く、判断するための知識も経験も十分とは言えない」と警鐘を鳴らします。「闇バイトの集め方もどんどんバージョンアップしており、家庭や学校からの情報だけでは十分にフォローできないため、様々な情報からリスクに対してのアンテナを張ることが大事です」とします。「家族構成」答えていい?マイナビでは警察とも連携しながら、3年ほど前から、主に関東圏の高校や専門学校生を対象とした、闇バイトの啓発を含む、キャリア・リテラシー教育の一環として授業を行っています。50回近く開催し、のべ5千人が授業を受けています。授業では、闇バイトの特徴などについての説明をした上で、生徒自身が今後気をつけるべきことを発表したり話し合ったりしています。渡邉さんも講演を担当している一人です。生徒にクイズを出すこともありますが、「家族構成を聞かれたら答えて良いかどうか」という問いに対して「問題ない」と答える生徒が多いといいます。そもそも家族に関する問いは、厚生労働省が「就職差別につながるおそれがある」ため聞くべきではない質問として例示しています。もし答えてしまうと、それが闇バイトだった場合には脅しに使われる可能性があります。不明確な仕事内容に警戒をまた、授業では「異常な高給」にも注意を呼びかけているそうです。生徒には、その地域の最低賃金を基準に考えてもらいます。1日8時間働いた場合でも、稼げるのは1万円前後。しかし闇バイトでは数万円の高給を提示してくることもあり、そういった高額な報酬が提示される場合には「注意が必要だと伝えています」。さらに、不明確な仕事内容にも警戒を呼びかけます。渡邉さんは、「運ぶだけ、届けるだけ、会うだけ、受け取るだけ、といった言葉には注意してほしい」と話します。職業安定法では、求人の際には明確な仕事内容を記載するよう定められています。渡邉さんは「不明確な仕事内容に興味を持たないようにしてほしい」と呼びかけます。知人からの誘いは「脅威」…他者評価に依存栃木県での強盗殺人事件では、「近しい人からの勧誘」といった実態も明らかになりました。渡邉さんは、これまで授業を通じて高校生と向き合ってきた経験から、「オンラインだけでなく、友人や知人からの誘いも含めて警戒が必要だと感じています」と話します。渡邉さんは「高校生くらいの年代は『見下されたくない』といった思いから他者からの評価に依存しがちです。要望を断ることで、できない、ノリが悪いと思われることに不安を感じやすい。そこにつけこまれる可能性があるのではではないかと思います」と指摘します。栃木の事件後、学校側から授業の実施要請が増えているといいます。「今後の授業を通じて、闇バイト対策にとどまらず、一人ひとりが安心・安全に働くために必要な力を身につけ、自らの未来を築いていけるよう後押ししていきたいと思っています」ニュースが身近になるメディア「withnews」https://www.asahi.com/withnewsTikTokアカウント:https://www.tiktok.com/@withnewsYouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@withnewschannel







