各駅停車の旅愛する球児「多くの『初めて』体験、試合の平常心にも」2026年6月21日 7時00分中川壮印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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■ALL FOR ONE:4 第108回全国高校野球選手権岡山大会は7月11日、58校54チームによる熱戦の幕が開きます。一つの目的に向かって力を合わせる、個性あふれる人たちの姿を県内の各校から随時紹介します。【ALL FOR ONE:1】「努力は裏切らない」未経験者で高校野球に、「元前衛」がかなえた夢【ALL FOR ONE:2】「美しいダイヤモンド」のため顧問にも注文 整備用具を自作した球児 「まだ見たことのないもの、知らないことに出合えるのが魅力」 倉敷の左翼手、山下大輝(ひろき)選手(3年)は、各駅停車の列車に乗って旅をするのが趣味だ。車窓を眺めながら物思いにふけり、ふらっと途中下車して、あたりを歩く。 目的地を決める以外に、詳しい旅の計画は立てない。これまでに鳥取や神戸、広島や松山などへ行った。家族と一緒の時も、1人の時もある。 「鉄道でしか見られない風景がある。美しさに見とれて、たそがれるのが好き」。松山から海岸沿いをゆく列車に揺られ、海を望む途中駅で夕日を見たこともある。 気が向いたら途中下車。名物を食べたり、歴史の説明板を読んだり。気ままなのが好きだ。いま旅をしたいのは世界遺産・平泉がある東北地方だ。 親に連れられ幼い頃、岡山駅の入場券を買ってホームで新幹線を見たり、岡山ドームの近くで走る列車を見たりして、興味を持った。 多くの「初めて」を体験する鉄道旅は、野球の試合で平常心を保つことにも役立っているという。同級生の中嶋相太選手は「珍しい車両をよく教えてくれる」と話す。 将来はJR西日本の運転士を思い描く。「人を支えていくうえで一番大事なのは鉄道だと思っている。人を助ける役割になりたい」 高校では、選手が4人しかいない時期もあったが、乗り越えた。3年生が3人だけのチームで臨む選手権岡山大会。攻守で1、2年生を引っ張るつもりだ。 「自分のプレーでチームを盛り上げたい。みんなで協力して1勝したい」【ALL FOR ONE:3】再入院、再手術経て公式戦初出場 「制限なく野球」ありがたさ知った有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人中川壮岡山総局専門・関心分野途上国開発、ラグビー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする