北岳にだけ咲く希少種キタダケソウが開花 山頂斜面いっぱいに白い花吉沢龍彦印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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日本百名山の一つ、南アルプスの北岳(山梨県、3193メートル)でキタダケソウが開花した。この山の山頂部にしか生育しない希少な固有種で、梅雨のさなかのごく短い時期にかれんな白い花を咲かせている。 キンポウゲ科の多年草で高さ10センチほど、花は6~8枚。山頂部の南東斜面に生育しており、近くの北岳山荘のスタッフによると、6月中旬に盛りを迎えたという。「雪解けとともに若葉が出て、つぼみをつける。今年は雪が少なく、開花も少し早まった」 よく似た白い花のハクサンイチゲも近くに咲いており、見分けるには注意が必要だ。地元の南アルプス市職員は「区別しやすいのは葉の形。キタダケソウは葉の先が丸まっている。ハクサンイチゲは細長い」と解説する。 キタダケソウはかつて盗掘で激減し、生育地の38.5ヘクタールが保護区に設定された。積雪期以外の期間は登山道を除いて立ち入りが禁止されているものの、登山道のそばにも咲いていて間近に見ることができる。記者も視線を上げると、斜面いっぱいに白い花が咲いていた。 北岳の登山シーズンが本格化するのは、主要登山口の広河原へのバス運行が始まる6月末だ。今年の運行開始は26日で、キタダケソウがそれまで待ってくれているか、やきもきする登山者も少なくない。 ただ、北岳は高山植物が豊富なことでも知られ、キタダケソウが終わった後も色とりどりの花が登山者の目を楽しませてくれる。希少種保護の先駆け、保護区を指定 キタダケソウを守る取り組み…この記事は有料記事です。残り464文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人吉沢龍彦ネットワーク報道本部専門・関心分野教育、子育て、選挙、地方自治、日本近現代史、くらし、まちづくり、登山関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






