「つちざわの森」に立つヘリテッジキーパーの代表社員・青木薫さん(右)と守屋浩之さん=2026年5月15日、相模原市緑区根小屋、豊平森撮影
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新緑がまばゆい5月中旬、相模原市緑区根小屋の里山に広がる「つちざわの森」を訪れると、透き通ったウグイスの鳴き声が響いていた。木漏れ日が気持ちいい。ふかふかの土を割って、タケノコがにょきにょきと伸びていた。 かつてこの森は荒れていた。高度経済成長期の開発計画で、地域の人たちは里山の多くを手放した。だが、いつしか計画は頓挫。人の手が入らない里山は、やぶだらけになった。 中学生のころまでこの里山で生活していた守屋浩之さん(65)は、「小さいころは山の上まで畑が広がり、森は遊び場だった」と振り返る。風呂も薪で沸かし、薪拾いは子どもの役割だった。13ha購入 「面白い人たち」続々と この森を再生させたいと守屋さんは約20年前、13ヘクタールを買い取り、「つちざわの森」の大部分の持ち主になったが、なかなか手入れは進まなかった。ヘリテッジキーパーの渡辺安良さん(右)と真田大輔さん=2026年5月16日、相模原市緑区根小屋、豊平森撮影 「森を使わせてほしい」。2011年ごろ、相次いで飛び込んできたのが、後にヘリテッジキーパーの代表社員となる青木薫さん(55)や、渡辺安良さん(63)だった。 横浜市からUターンした青木…






