藤村忠寿さん

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コロナ禍の最中、私はひとりで赤平市の森に建てた「水曜どうでしょうハウス」に住み着いて、自炊をしながら野鳥を撮影し、動画配信を始めました。数カ月が経つころ、行き場を失った同僚たちが少しずつ訪ねて来るようになりました。 週の半分は自宅でリモートワーク、会社に来たとてマスク着用でちょっとした会話をするのもはばかられるような雰囲気の中、彼らは閉塞(へいそく)感に耐えきれず、私がいる森の中へと逃げ込んで来たわけです。【連載一覧】笑ってる場合かヒゲ たき火を囲んで話をするうちに、「自宅に閉じこもるのもイヤだし、静まり返った会社に行くのもイヤだ」「こんなふうにキャンプをしながら、自由に大声で話をしたい」「だったらいっそのことキャンプを仕事にしちゃえばいい」。我々はすぐさま「ここキャン北海道」というイベントを立ち上げました。 道内の自治体に協力してもら…