巡視船「ざおう」から重油が流出した問題で謝罪する白崎俊介・第2管区海上保安本部長(中央)ら=2026年6月19日午後2時1分、塩釜港湾合同庁舎、川西めいこ撮影
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海洋汚染に目を光らす海上保安庁が、重油を長時間にわたって海に流出させ、ワカメやコンブ、ノリが廃棄される甚大な被害をもたらした。さらに事故後の対応をめぐっても、漁業者の一部から反発を招いた。海保巡視船の重油流出事故、寝坊など人的ミス相次ぐ 「痛恨の極み」 「海保さんとは密漁の取り締まりなど色々と取り組んできたが、取り締まる側でありながら事故を起こした」。宮城県漁業協同組合の幹部は驚きを隠さない。 塩釜市漁業協同組合では約2カ月間、組合員らが休日返上で重油が付着した水産物を船に載せ、漁港に陸揚げをする作業に追われた。収入は途絶えたうえに、船の燃料費などもかさんだ。 「賠償金はいつ払われるのか」。組合員からの電話が組合事務所に入ることもあった。市漁協の担当者は6月上旬、「収入が途絶えたまま3カ月目に入り、組合員は苦しい状態」と明かした。「誠意を持って対応」? 漁協や市は当初、一時金など…








