見通しよい海でなぜ?三重・鳥羽沖の衝突事故、貨物船は汽笛鳴らさず2026年2月28日 12時00分(2026年3月14日 7時14分更新)有料記事印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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三重県鳥羽市沖で貨物船と遊漁船が衝突し、釣り客2人が死亡、10人が重軽傷を負った事故から27日で1週間がたった。当時、視界がよかったはずの海上で、なぜ衝突が起きたのか、捜査が慎重に進められている。双方が見張り不十分か 鳥羽海上保安部のこれまでの調べに、貨物船「新生丸」(499トン)を操船していた2等航海士(21)は「自身が操船し、遊漁船に衝突したことは間違いない」と容疑を認めている。2等航海士が操船を交代して約1時間後に事故が起き、当時は1人で操舵(そうだ)室にいたことが判明している。 海保は22日、2等航海士を業務上過失致死などの容疑で津地検に送検した。海保は、貨物船と遊漁船の双方に避ける義務があったとし、遊漁船「功成丸」(16トン)の船長(66)からも任意で事情を聴いた。 現場は鳥羽市の石鏡港第2号防波堤灯台から東約6.4キロ。海保によると、功成丸は20日午前11時40分ごろ、釣り客を乗せて鳥羽市の国崎漁港を出航。正午ごろから事故現場付近でいかりを下ろして遊漁中だった。一方、新生丸には6人が乗船し、愛知県の衣浦港から岡山県の水島港に向かっていた。海保は功成丸の右舷側に新生丸が衝突したとみて調べている。 焦点の一つは、事故当時は10キロ先まで見通せたという見通しのよい海上で、なぜ事故が起きたのかだ。 「貨物船の汽笛は聞こえなかった」。当時、現場付近にいたほかの複数の遊漁船の船長が証言する。当時は周囲に数隻の遊漁船が操業中で、貨物船の接近に気づいた遊漁船は汽笛を鳴らしたり、大声を上げたりした。遊漁船に気づかなかった? 功成丸の近くにいて、汽笛を…この記事は有料記事です。残り713文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






