重油流出があった海上保安庁の巡視船「ざおう」=2009年4月26日、松沢竜一撮影
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海上保安庁の巡視船から重油が漏れ出す事故が3月に宮城県塩釜市の塩釜港であった。第2管区海上保安本部は19日、操作ミスなど複数の人的ミスが重なり、さらに機械の不具合もあったと原因を説明した。流出により、海産物の被害は5億円を超える規模になっている。 流出事故を起こしたのは宮城海上保安部の「巡視船ざおう」。塩釜港に停泊中だった3月25日、最大で14.8キロリットルの重油が流出し、海上には最大で直径約2.7キロの範囲に拡大した。 説明によると、機関士がポンプの操作を誤ったこと、タンクから油があふれそうになった時の警報システムが不具合で鳴らなかったこと、夜間の当直担当者が寝過ごして船内の巡回を怠ったことなどが重なったという。 第2管区海上保安本部は宮城海上保安本部を海洋汚染防止法違反の疑いで捜査している。 ワカメやコンブ、ノリに油が付着し、地元漁協は今季の出荷分を全て廃棄処分にすることになった。






