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5月中旬、茨城県境に近い福島県いわき市の「勿来(なこそ)海水浴場」を訪れた。救急車がとめられる駐車場から水際まで、約100メートル。その間は砂浜が広がり、段差や起伏もある。 この海岸で2021年7月18日の朝、投げ釣りをしていた会社員の男性(当時37)が沖に流された。 男性は海上保安庁の船で救助され、その後、病院に運ばれたが死亡した。119番通報から病院で医師に引き継ぐまで、約2時間がかかったという。 いわき市消防本部警防課の会田浩二救急係長は「沖で溺れていれば捜索や救助に時間がかかる。水難事故は救急搬送の時間が長くなりがちだ」と話す。 朝日新聞は、2019年からの5年間に全国の消防本部が記録した約3千万人の「救急搬送人員データ」を、総務省消防庁への情報公開請求で入手。119番通報から、現場での救助活動をへて病院で医師に引き継ぐまで、時間がどれだけかかっていたかを分析した。 その結果、海や川、池などで…この記事は有料記事です。残り2239文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人山崎啓介デジタル企画報道部 | 専任記者専門・関心分野データ分析、オープンデータ、GIS関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする