教員の熱い思いが生んだ「聖っ子プロジェクト」多摩大付属聖ケ丘高竹中美貴印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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「良質な授業とは」「AI時代の教員の務めとは何か」 5月下旬、多摩大付属聖ケ丘中高の一室では、専任教諭約40人が白熱した議論を交わしていた。月1回、全教員が参加する「教員研修会」だ。多摩市と連携した「探究ゼミ」など、同校オリジナルの取り組みはここから生まれた。 この日の議題は「『学力』とは何か~聖ケ丘独自の視点で定義する~」。提案した国語科教諭で入試対策部長の出岡由宇教諭(40)は、こう呼びかけた。 「社会も子どもたちも多様化しているのに、テストの点数がよければ優秀という価値観は根強いまま。子どもたちの進学にとどまらず、その後の人生を支える『学力』とは何なのか、言語化したい」 研修ではまず、答えを求める力を「A力」、問いを求める力を「Q力」と定義。「聖ケ丘の『学力』は、A力によって世界を理解し、Q力によって世界を更新する『複層的に世界を学ぶ力』ではないか」という仮説のもと、議論が進んだ。 「『英語を学ぶ』から『英語で学ぶ』に引き上げる学びを」「単純な答えを与えるだけの授業ならもうAIや学習アプリに負ける」。教員からは次々に声が上がった。研修会は2時間以上に及び、終了後も数人が残って議論を続けていた。7月までの計3回で議論し、具体的な授業内容に結びつけていくという。教員陣の情熱、対話を経て形に こうした取り組みが始まった…この記事は有料記事です。残り969文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人竹中美貴東京本社ネットワーク報道本部 専門・関心分野教育・子育て、地方自治関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする