2026年5月27日 13時00分竹野内崇宏印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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朝日新聞などの研究チームは、AI(人工知能)の応答の品質を高める効率的な学習方法を開発した。言語学をヒントに「協調と批判的思考」を訓練に採り入れることで、信頼性の高い回答ができるようになったという。研究論文が7月、米国で開かれる世界最高峰の国際会議「ACL 2026」に採択された。 ChatGPT(チャットGPT)をはじめとする対話型AIに信頼性の高い応答をさせる効率的な学習や計算方法は、世界中で開発が競われている。開発を急ごうと、AIの学習補助や教師役として別のAIを使うこともある。 研究チームは、言語学の理論をヒントに「協調的な提案をするAI」と「その提案を批判的に吟味するAI」の2種類を作り、それぞれ協調的なふるまいと批判する能力を高めた。その結果、2種類のAIを学習補助に使うことで、AIの回答の精度を効率よく高めることができたという。 一方、協調AIの提案のレベルが低いと、批判AIが悪影響を受け、判断を誤る可能性が高まることもわかった。 朝日新聞メディア研究開発センター在籍時に研究をまとめた総合研究大学院大の大学院生、川畑輝(あきら)さんは「人のコミュニケーションの仕組みから得た着想が、AIにも応用できるとわかったことが興味深い。信頼できるAIを作るために、人らしさという視点を取り入れながら挑戦を続けたい」と話している。 成果はACL 2026で発表される(https://arxiv.org/abs/2604.13618)。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする