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頭に埋め込んだ電極から脳の活動を読み取って文章化する装置を使い、体を動かせない筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者が自宅で約2年間、家族らとコミュニケーションをとれることを実証したと、米国などの研究チームが発表した。 患者の自宅で長く装置を使えたことは「実用的なものにするための重要な一歩だ」としている。 米カリフォルニア大デービス校などのチームが、15日付の医学誌「ネイチャー・メディシン」に論文を発表した(https://doi.org/10.1038/s41591-026-04414-6)。 近年、AI(人工知能)技術を使うことで、脳の活動を解析して意思を伝えることが研究レベルでできるようになってきた。ただ、装置の調整などに研究者の立ち会いが必要で、患者の自宅で長期に使えることは実証されていなかった。 チームは、実用化をめざして臨床試験を実施。2023年夏、45歳男性のALS患者の脳に手術で電極を埋め込み、2本のケーブルでコンピューターとつないで自宅で装置を使ってもらった。 手術から25日後に装置を使いはじめた。280日目までは研究者らが装置の着脱や調整作業に立ち会った。それ以降は、訓練を受けた介護パートナーが装置の着脱を担い、必要な調整は患者本人が行えるようにした。論文は術後678日までのデータを報告した。 装置が脳波の解読に使うのは…










