インタビュー「がんと共に生きる」は不遜と言われても 患者の声が変えたがん医療聞き手・松本千聖印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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■がん対策基本法20年 ゆかりの人に聞く がん対策基本法が成立して今年で20年。背景には、がん医療の改善を願う患者たちの強い声があった。NPO法人「がんと共に生きる会」理事長で、基本法成立の前から患者や家族の支援にあたる濱本満紀さんに聞いた。 Q がん対策基本法ができる以前、患者はどのような環境に置かれていましたか。 A 今とは全く異なる環境でした。 私の母は、2000年に結腸がんのステージ4と診断されました。本人への告知がされないことも多かった時代です。私は医師から、治療をしても効果はなく余命1カ月くらいと宣告されました。母は、整腸剤だけを処方され、自分に何が起きているのかわからなかったと思います。 緩和ケアという言葉も浸透していなかったころです。私は、何か手立てはないのかと、病院を探し回り、ようやく抗がん剤治療ができるという医師と出会いました。 母に病状を伝えて治療をしてもらい、ほかにも様々な症状緩和の薬を使い、2年半の間、食欲の減退や嘔吐(おうと)もなく過ごすことができました。小料理屋を営んでいた母は、最後まで「ビールを飲む」という願いをかなえることもできました。進行がん 途方に暮れた「がん難民」 Q 進行がんで、途方に暮れる患者さんが少なくなかったのですね。 A 当時、転移や再発をし「…この記事は有料記事です。残り1008文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人松本千聖くらし科学医療部専門・関心分野医療、子どもや女性の健康、子育て関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







