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中学1年だった私は、崩れた建物が続く神戸を映すニュース映像に息をのんだ。阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件……。戦後を代表する災害や事件が起きた1995年は、バブル崩壊を受け、金融緩和を急いでいた日銀が政策金利(当時は公定歩合)を最後に1.0%にした年でもある。 日本経済はその後も長期低迷とデフレに苦しみ、日銀もゼロ金利、量的緩和、そして「異次元」緩和と、枠組みを変えながら金融緩和を続けた。 約31年を経て、海外情勢が引き金だったとはいえ、物価高に対処する1.0%への利上げは、日本経済の局面変化をよく象徴する。日銀の政策金利は31年ぶり高水準に 一方、長く緩和を続けてきた日銀の政策の局面転換はこれからだ。 日銀は、今回の利上げもあく…