現場から2026年6月16日 15時00分義烏=里見稔印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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11日に開幕したサッカー・ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会に合わせ、中国にある公式関連グッズの製造販売拠点が特需にわいている。世界各国からの注文は前回大会を上回る勢いだという。オランダに2度追いついた日本、動じない精神力支えた成功体験 W杯 開幕直前の9日、中国東部・浙江省義烏市の卸売市場「義烏国際商貿城」。日用雑貨などを扱う7万5千店舗がひしめきあう中、アルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手のマスコット像が出迎えるW杯関連グッズの店がある。店内に入ると、メッシ選手の人形やクッション、フランスやドイツ、スペインなどのユニホームを着た犬のぬいぐるみが並ぶ。扱う商品は約9千種類に上る。 責任者によると、この店は八つの代表チームの公式グッズを手がける。約半年前から開発と製造を進め、大会前後の売れ行きは「平時の20倍以上」という。取引先からの連絡がひっきりなしに入り、責任者は声をからしていた。 義烏一帯にはサプライチェーン(供給網)が整うため、新商品の依頼から7日間で見本を納品できるスピード感が売りだ。今回は、今大会限りでの代表引退が取り沙汰されるメッシ選手の商品が人気を集める。公式請負は「市場開拓」へも商機 地元の業界団体は、前回2022年のカタール大会で、関連グッズの世界市場の約7割を義烏製が占めたと推計する。中国メディアによると、今大会の注文は前回大会を2~3割上回る見込みだ。 商機を逃すまいと、業者は販路拡大に取り組んでいる。今大会で初めて国際サッカー連盟(FIFA)の公式ウェア生産を請け負った別の業者は、「世界53カ国に市場が広がった」と話す。 これまでは非公式の商品を販売していたが、ライセンス契約により「お墨付きを得られた。会社の知名度も上がり、今後の市場開拓に向けても有利だ」と話す。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人里見稔上海支局長専門・関心分野中国社会、日中外交、安全保障関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする