コラム・寄稿統治時代知る人に教わった すけのあずさの「世界、旅のダイアリー」2026年6月16日 10時00分印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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私たちが1カ所目に選んだのは台湾。ご飯がおいしそう、旅行者に優しそう!というイメージからだった。私は緊張のせいか、出発前は食欲がなかったが、香辛料が利いた屋台や食堂のごはんを食べるとすっかり元気を取り戻した。町の人も親切で、中でも烏來(ウーライ)で出会った陳さんは特別だ。すけの あずさ 絵本作家。約2年間に及ぶ世界一周ハネムーン後、和歌山県に移住。家族4人暮らし。ものづくりや料理が好き。 烏來温泉郷で、足湯に浸(つ)かろうと河原に下りたら、「ニホンジン?」と老人に声を掛けられた。その声の主が陳さん。水着を持っていない私と夫は陳さんの「すぐ乾く! ダイジョーブ!」の勧めで、服のまま温泉に浸かり、川を泳いだ。そして翌日、陳さんと台北市内を巡った。陳さんは久しぶりに日本語で喋(しゃべ)るのがうれしそうで、日本統治時代の思い出話に花が咲いた。一緒に食べた「便當(べんとう)」は日本の駅弁の名残だとか、あの建物は日本が造った、とか。教科書では知り得なかったことを教わった。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする