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大阪の高校バレーボール界に新風が吹き込んだ――。バレーのプロめざす育成とは ブルテオンのU18チーム指導者に聞く 13日にあった全国高校総体(インターハイ)の大阪予選6回戦で、注目の一戦があった。 男子の箕面自由学園と関大北陽の試合だ。4強をかけて戦った。 大阪は激戦で知られ、今大会は153チームが参加した。 箕面自由学園は今春に創部され、19人の部員全員が1年生。5試合に勝って8強入りし、この日、強豪の関大北陽に挑んだ。 1セット目は中盤まで競り合ったが、突き放されて20―25。2セット目は流れをつかめず18―25で落とし、ストレート負けした。 ただ、リードする場面もあり、堂々とプレーする姿は1年生には見えなかった。 チームは今春、高校体育連盟(高体連)に所属するU18(高校生世代)のチームとして、箕面自由学園とトップリーグのSVリーグに所属するサントリーサンバーズ大阪が共同でつくった。 部員19人のうち13人が、サントリーサンバーズ大阪U15(中学生世代)の出身だ。元日本代表の松永理生(りお)さんが指揮を執る。 松永さんはサントリーサンバーズ大阪のトップチームのアシスタントコーチを務めながら、育成年代の指導もしてきた。 そんな新生のチームが初めて臨んだインターハイ予選だった。 この日、勝った関大北陽の藤原元気監督は「注目されていたから、気合が入っていた」と、ほっとした表情を浮かべた。 箕面自由学園の参加によって「新しい風が吹き込んだ」とした一方、「1年生ながらここまで勝ち上がってきた。油断できない」と今後を見据えた。 敗れた箕面自由学園の選手たちは、自分たちのことを「1年生」とは思っていない。 松永さんから、「2、3年生のメンタルでいけ」と言われているからだ。 今大会は8強に終わったが、U15出身で主将の山本桜輔は「練習の成果を出して、戦い抜けた」と自信を得た。 同じくU15出身の井垣洋斗は「理生さんと来年の春高(全日本高校選手権)に出て日本一を取りたい」。目標は明確だ。 今大会の結果によって、チームは7月にある近畿大会への出場権を得た。 「今年はいろんな経験をさせたい」と話す松永さんは「来年が勝負」と見据える。今後、箕面自由学園が「台風の目」になっていくかもしれない。 SVリーグのクラブでは、大阪ブルテオンが今年度、U18チームを創設。ただ、こちらは高体連に所属していないため、インターハイや春高バレーなどには出られない。






