2026年6月14日 9時00分仲程雄平印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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バレーボールSVリーグ男子で初優勝した大阪ブルテオンが今年度、高校生年代の「U18」チームを創設した。プロ選手の育成が目的で、高校体育連盟に所属していないため、全日本高校選手権(春高バレー)などには出られない。選手たちはどんな思いで門をたたいたのか。明かされる逆転優勝の舞台裏 バレーSVリーグ初Vの大阪ブルテオン 大阪府枚方市にあるブルテオンの本拠、パナソニックアリーナが練習場だ。1期生は高校1、2年生の計14人でスタートした。大阪府外の選手もいて、それぞれ高校に通いながら参加している。 中浦小虎さん(1年)は香川県まんのう町の満濃中出身だ。身長は184センチ。中学時代は県選抜に選ばれ、県内の強豪校から誘いもあった。 だが、プロと変わらない指導体制や施設などにひかれた。母親と一緒に大阪府内に引っ越し、バレーと向き合っている。中浦さんは「春高バレーに出たい気持ちはあった」という。それでもこの機会を逃したくなかった。「成長しているのを実感できていて、後悔はない」と話す。 山本愛琉(うりゅう)さん(1年)は身長192センチの左打ちだ。大阪の大正中央中1年の途中からバレーを始めた。アタックに自信がある。大阪府内の強豪校に進む道も考えたが「梅川さんに教えてもらったらうまくなる」と思った。 チームの指揮を執るのは、駿台学園高(東京)の監督として春高バレー3連覇の経験がある梅川大介さん(44)。 山本さんの憧れの選手は、ブルテオンで今季、主将を務めた日本代表の西田有志選手(26)。「ここで育成をめっちゃしてもらって、プロに行って大活躍したい」と大きな夢を描く。 稲澤大志さん(1年)は京都府宇治市の宇治中出身で、中学時代はクラブチームで腕を磨いた。宇治市から通っている。「強い高校に行くと、なかなか試合に出られないと思った。いまは高いレベルのバレーができている」と手応えを感じている。 南部太良さん(1年)は奈良市の三笠中出身で奈良市から通う。ブルテオンの中学生年代のU15に所属していて「梅川さんから教われることはたくさんあると思った。春高バレーなど出られない寂しさはあるが覚悟を決めた」という。 梅川さんは、高校で指導するなか、大会数が多く、腰を据えて強化する時間が少ないと感じていたという。U18の意義については「高校は日本一をめざすが、僕らはトップチームや海外で活躍できる選手を目標にしているので、じっくりと育成できる」と話す。試合の経験は、高校生との練習試合やオープン大会などに参加して補うという。 ブルテオンのほか、SVリーグに所属するチームでは、サントリーサンバーズ大阪と箕面自由学園高(大阪)が共同で高体連に所属するU18チームを今年度、新設した。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする