事前合宿の練習でランニングする板倉滉(中央)ら=西岡臣撮影
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日本サッカー考 青の継承 ミーティングルームには、異様な空気が流れていた。 2018年6月29日の朝、サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会のキャンプ地・カザン。日本代表の監督を務めていた西野朗は選手とスタッフを一室に集めた。普段は戦術の話に加わらないシェフも呼んだ。西野は絞り出すように語った。 「申し訳なかった」 謝罪したのは、前夜にあったW杯グループリーグの第3戦、ポーランド戦で下した自身の判断についてだった。 日本は0―1とリードされていた終盤、攻めることなくボール回しに終始した。他会場の状況を見て、決勝トーナメントに進出するためには、これ以上試合を動かすべきではないと西野が判断したのだ。選手たちは、4万人を超える観衆から大ブーイングを浴びた。「あれでよかったか」 眠れなかった監督 目の前の勝負を放棄して、先に進もうとした西野の決断は、英BBCに「あぜんとする茶番」などと酷評もされた。 西野は試合後、眠れなかった…









