新幹線来たけど…インバウンド泊は全国最下位 脱却めざし宿への一手久保智祥印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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海沿いのリゾートホテル、アートや伝統工芸に彩られた旅館……。行政の後押しを受け、魅力を増した宿泊施設が福井県内に続々と誕生している。北陸新幹線の敦賀開業から2年。全国で最下位にとどまるインバウンド(訪日外国人)の宿泊者数を伸ばせるか。 青い海と空を望む砂浜のすぐそばに、地中海を思わせる白壁の建物が立つ。この4月にオープンしたホテル「THE KANI YAMANE」(福井市免鳥町)の新館だ。かつての旅館「海の宿山根屋」から、コンセプトやターゲットの客層を一新した。 福井駅からは車で40分ほど。1棟貸しのスイートルームで、祖父母から孫まで3世代がゆったり過ごせるよう三つの寝室を備える。露天風呂やテラスからも日本海に沈む夕日が楽しめる。ほかにもペットと泊まれる別館などがあり、計五つの客室でもてなす。 食事は冬の越前がにをはじめ、その日にとれた地魚などを提供。1泊朝食付きで1人3万5千円からだが、すでに夏休みの予約が入りつつある。宿泊客からも「すごく落ち着く空間で、ゆっくりできた」と好評だという。 旅館のころからカニを目当てにリピーターも多かったが、2024年から1億円以上をかけて新館・別館を改修。山根徹社長は「年間を通して来ていただくには、宿そのものの魅力が必要だと考えて改修した。ここを拠点に東尋坊や永平寺などに足を延ばしてもらえたら」と話す。恐竜、城、農家民宿…稼働率アップへ変身 福井県内では県の「多様な宿泊施設整備支援事業」の補助で、今年に入って10以上の特徴的な宿ができた。滞在型のアートホテル、恐竜をコンセプトにした客室のある旅館、丸岡城を一望する宿や、サイクリストに優しい農家民宿などだ。 補助の枠組みの一つでは、平…この記事は有料記事です。残り761文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人久保智祥福井総局専門・関心分野寺社、宗教、文化財、文化、美術関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする