田んぼにホテルが浮遊? 謎めく景観生み出した名建築家の設計の妙安斎耕一 関田航印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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田んぼに浮かぶホテル――。山形県の日本海側、広大な庄内平野の田園地帯に「ショウナイホテル スイデンテラス」(鶴岡市)は立つ。幻想的な景観がSNSを中心に話題となっているデザイナーズホテルだ。【撮影ワンポイント】スイデンテラス 空がダイナミックに写るよう身を低くして、水面ぎりぎりにカメラを構えた。水面に映る建物や雲と青空のバランスがいい瞬間を待った。(関田航)【特集】いいね!探訪記 朝方、昼間と移ろう時間の中でも、日が沈む夕暮れ時が特に絶景だ。 5月上旬の夕方。ホテル前に展開する水田の端から、建物を眺めた。満々と水をたたえた田んぼに、ガラスケースのような建物のシルエットがぼんやりと映し出される。 日没を前に、集まってきた宿泊客らがカメラやスマートフォンを手にその瞬間を待つ。だんだんと空と水面は深い紺色に染まり、建物を中心に淡いオレンジ色のグラデーションが広がる。観衆から小さな歓声が上がった。 ホテルが開業したのは2018年。転職を機に東京都から移住した元不動産会社社員の山中大介さんが、2014年にまちづくり会社「ヤマガタデザイン」(現・株式会社SHONAI)を設立。庄内の風景や食材とともに、建物自体が目的地になるホテルを目指して、大学の研究施設やベンチャー企業が入る「鶴岡サイエンスパーク」内に建てた。 設計を手がけたのは、「建築…この記事は有料記事です。残り694文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人安斎耕一山形総局専門・関心分野地方のくらし、美術、手仕事関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする