HISの沢田秀太社長=2026年6月12日午後4時31分、東京都新宿区、小川聡仁撮影

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旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)が12日発表した2026年4月中間決算(25年11月~26年4月)は、売上高が前年同期比6.5%増の1931億円、純利益は21.0%減の30億円だった。中間決算の純利益は、中東情勢による影響で、3月時点の予想より33%減った。 HISによると、中東情勢の緊迫化で、欧州行きなどのツアーの中止が相次ぎ、3、4月のキャンセルの影響は約50億円に上った。新規予約の鈍化傾向もみられたという。 一方、燃油サーチャージ値上げ前の駆け込み需要もあり、売上高は増収を維持した。沢田秀太社長は「スピードと機動力をもってコストコントロールを実施したことにより、ダメージを最小限に抑えることができた」と話した。 ただ、純損益の通期予想は90億円の黒字から10億円の赤字に下方修正した。中東情勢に加え、海外子会社がグアムで賃借していた土地を購入するのに合わせて、リース解約に伴う損失計上が主な要因という。