広島市立中央図書館内のフロアマップ=2026年6月1日午後2時2分、広島市南区、武田肇撮影
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JR広島駅前に4月に移転・開館した広島市立中央図書館は、開館1カ月で入館者数が以前の約10倍に伸びている。その一方で、視覚に不自由のある人からは「使いづらい」との声が上がる。理由の一つとして、館の象徴である「緑」を基調としたデザインが指摘されている。 「実に見にくい。視覚に弱さのある人が来館するという意識が抜け落ちているのではないか」 広島難病団体連絡協議会会長の西河内(にしごうち)靖泰さん(72)が図書館を見学すると聞いて同行すると、開口一番こう指摘した。図書館入り口にあるフロアマップを見る西河内靖泰さん。「文字がにじんで見えない」と話した=2026年5月1日午後1時5分、広島市南区、武田肇撮影 西河内さんの視線の先にあるのは、入り口に掲げられたフロアマップ。緑地に白い文字で、書棚の位置などが表示されている。目当ての本にたどり着くための重要な「道しるべ」だが、「目が不自由な人にとって、ほとんど役に立たないのでは」という。緑色の背景に白い文字「同化してぼやける」 西河内さんによると、緑地に…






