現場から「テニスコート」めぐり紛糾 文京区の図書館再整備、事実上ストップ中山直樹印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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東京都文京区で、図書館の再整備が議論を呼んでいる。区が発表した中間の計画に対し、住民から批判の声が上がり、2回にわたって開かれた住民参加の意見交換会でも議論が紛糾。1年以上たった今も、予定された3回目は開かれていない。意見が割れている要因は、テニスコートだという。 住民1人あたりの本の貸出数が23区内で最も多い文京区には、区立図書館が10館ある。再整備計画が止まっているのは、東京メトロ丸ノ内線の茗荷谷駅から徒歩5分、閑静な住宅街にある小石川図書館だ。全国的にも珍しいレコードのコレクションもあり、区民に長年親しまれてきた。 1965年に建てられた地下1階地上4階建てで、エレベーターがないことや老朽化していることから、区は2019年、改修計画の検討を始めた。 隣接する竹早公園には、区営のテニスコートが5面ある。図書館より前の1954年につくられた。都心では貴重な規模で、連日多くの区民がテニスを楽しんでいる。 区は24年1月、基本計画の「中間まとめ」を公表。図書館だけではなく、同じく老朽化が進む竹早公園と一体化して再整備することで、「相乗効果を生み出し、にぎわい、交流できる空間を創出する」とした。日影規制により、地下2階地上2階建てになることも示された。寄せられた430件の意見 近くに住む藤巻栄子さん(52)は、計画を見て驚いた。「なぜこんなに、テニスコート利用者が優遇されるのか」 特に気になったのは、コート…この記事は有料記事です。残り1253文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人中山直樹ネットワーク報道本部|都庁担当専門・関心分野人権問題、災害、人口減関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする