将棋の脇謙二九段、現役最後の対局 「脇システム」創案、後進も育成佐藤圭司印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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将棋の脇謙二九段(65)がこのほど、約47年の現役生活を終えた。矢倉の「脇システム」で戦術史に名を刻み、日本将棋連盟専務理事も務める名棋士に思い出の一局を挙げてもらい、棋士人生を振り返ってもらった。同時期に引退が決まった同じ関西の藤原直哉七段(61)の最後の対局の様子も紹介する。車中で藤井聡太名人の昼食を予想した理由 記者が見た糸谷哲郎挑戦者 脇九段は5月1日、大阪府高槻市の関西将棋会館での第39期竜王戦(読売新聞社主催)6組昇級者決定戦で安用寺孝功(たかのり)七段(51)に敗れ、同日付での引退が決まった。通算成績は661勝754敗となった。 安用寺七段得意の振り飛車に、「いつも通り全力で指せたら」と脇九段は居飛車急戦で臨んだが、99手で敗れた。感想戦は和やかで安用寺七段の指摘に対し、「いや、その手は浮かばないな~。勉強になりました」と脇九段は謙虚だった。 感想戦後、報道陣の囲み取材が終わると、サプライズが。脇九段の弟子で、現在は東京を拠点に将棋の普及に取り組んでいる藤田一樹指導棋士四段(37)が花束を渡すために姿を見せた。脇九段は「エッ! エーッ! ビックリした」と驚き、「ありがとう。わざわざ来てくれて」と弟子に感謝した。 脇九段は1960年生まれ、大阪市出身。将棋との出会いは「小学校6年のときに転校したら、将棋がはやっていて……」。最初に指した将棋を今でも覚えている。 後手が脇九段で、▲2六歩△…この記事は有料記事です。残り2153文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人佐藤圭司文化部|将棋担当・大阪駐在専門・関心分野将棋・ポップ音楽関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする