【詳報】得意戦法投入の糸谷九段、藤井名人は長考 互角の展開か深松真司 川村貴大 村瀬信也 佐藤圭司印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする【将棋ライブ】藤井聡太名人ー糸谷哲郎九段 ~名人戦第3局1日目~

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藤井聡太名人(23)が挑戦者の糸谷哲郎九段(37)に2連勝して迎えた第84期将棋名人戦七番勝負第3局(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ特別協賛、和倉温泉日本の宿のと楽協力)が7日、石川県七尾市の「のと楽」で始まりました。 立会人は谷川浩司十七世名人(64)、副立会人は村山慈明八段(41)。 藤井名人が一気の3連勝で4連覇に王手をかけるか、初の名人位をめざす糸谷九段が1勝を返すか。注目の一局をタイムラインで詳報します。藤井聡太名人と糸谷哲郎九段が語る 「棋力と人生経験の関係は…」19:30村山八段と渡辺九段が1日目振り返り 副立会人の村山八段と大盤解説担当の渡辺九段が、ユーチューブ「囲碁将棋TV」に出演し、1日目の対局を振り返った。 「雁木」という力戦調の相居飛車の戦いになったことについて、渡辺九段は「糸谷さんは前日のインタビューで『ちょっと変わったことをやる』って言ってたけど、あれは何だったんでしょうか。これって糸谷さんの一番の得意戦法でしょ」と笑いながら言及。村山八段は「封じ手で相手の狙いを外そうとしませんかね」などと応じた。 封じ手の局面で、先後どちらを支持したいか。渡辺九段は「僕は右玉を指さないから基本的に後手持ち」、村山八段は「先手は私好みの厚みの陣形。このあと五分以上の攻めの組み立て方があれば、先手を持っても面白いかなと思う」と話した。18:32封じ手 考慮中の糸谷九段が「封じます」と、立会人の谷川十七世名人に伝え、次の69手目を封じる意思を示した。 糸谷九段は封じ手の用紙を受け取ると、次の手を記入するため別室へ。再び対局室に戻って、封じ手の入った封筒を谷川十七世名人に手渡した。 これで1日目が終了。8日午前9時から再開される。持ち時間各9時間のうち、消費時間は糸谷九段が3時間17分、藤井名人が4時間38分。16:30谷川十七世名人が大盤解説会に 大盤解説会に、解説者として谷川十七世名人が登壇。藤井名人について「初見の局面になると時間を使うんです。考えることがとても好きですし、あまりいい加減な読みで指したくないところがある」と紹介した。 一方、糸谷九段については「感覚を重視するところがある。もちろんよく読むんですけど、感覚的に『ここはこうだ』と思ったら指すというところもある」。両対局者の特徴を分かりやすく解説した。 午後4時46分、藤井名人が62手目△8五桂を着手。残り時間は糸谷九段が7時間11分、藤井名人が4時間37分。2時間半ほどの差がついている。15:30名人のつぶやき 対局室を映すモニターから藤井名人の声がかすかに聞こえてきた。糸谷九段が席を外したタイミングで、「いやあ」「そっかー」などとつぶやいている。 午前中は51手進んだが、午後に入って10手ほどしか進んでいない。両者、一手一手に時間をかけて指し手を選んでいく。■能登のおやつ[15:00]…この記事は有料記事です。残り3922文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人深松真司文化部次長専門・関心分野地域文化川村貴大文化部|伝統芸能・演芸担当専門・関心分野伝統芸能・演芸、お笑い、教育関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする