郵政民営化関連法が成立し、握手する当時の(左から)竹中平蔵郵政民営化担当相、片山虎之助参院自民党幹事長、小泉純一郎首相、青木幹雄参院自民党議員会長=2005年10月14日午後、国会内で

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5月26日、片山虎之助・元参院議員のお別れの会が都内のホテルであった。90歳だった。初代総務相で、参院自民党幹事長などを歴任、野党時代は日本維新の会共同代表も務めた。与野党の政治家をはじめ、総務省、自治体関係者など1300人が白いカーネーションを手に、献花台に並んだ。 小泉総理番を終えて総務省を担当することになったのは2002年4月。そのときの総務大臣が片山さんだった。番記者はわずか9カ月だったが、政治家との間合いの取り方や記者会見でのニュースの引き出し方、政策を理解するための勉強に至るまで、政治取材のイロハを教わった。 元自治官僚。データや法律の条文が頭に入っていて、官僚がつくった応答要領をみない人だった。冗談好きで、喜怒哀楽を顔にだす人間くさい人柄でもあった。いまも記憶にあるのが、人はこれほどまでに怒れるのかというほど、顔を真っ赤にして怒った顔だ。役所でまとめた政策ペーパーに不満があると、大臣室の外にまで怒鳴り声がとどろいた。秘書官室にも丸聞こえで、場の空気がビリビリと震えた。 記者も何度か怒られた。「翌…