ストーリー辻岡大助印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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「知事職は大きな権力の座ともいわれているだけに多選を避けたいというのが私の信念でした」。今から40年前、そう語って辞任した滋賀県知事がいた。琵琶湖の水質汚染を防ぐ条例やふるさとの風景を守る条例の制定で「環境知事」の先駆けといわれた武村正義氏(1934~2022)だ。 武村氏の知事辞任表明原稿が今年3月31日、県立公文書館(大津市)のデジタルアーカイブで公開された。公用の罫紙(けいし)3枚の裏面に、武村氏がペンで自筆したものだ。清書に携わった当時の職員が保管し、3年ほど前に寄贈した。 武村氏が辞任を表明したのは1986年6月3日。3期目の任期を半年ほど残し、7月の解散総選挙に立候補するためだった。自民党に追加公認され、当選。のちに離党し、細川護熙首相の連立政権で内閣官房長官を務めた。 原稿には推敲(すいこう)の…この記事は有料記事です。残り1647文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする