インタビュー第2回不機嫌ハラスメントする人は「だだっ子」 被害受けやすい人の傾向は編集委員・岡崎明子 益田暢子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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A-stories 不機嫌ハラスメント~職場編~② 職場で上司や同僚から「不機嫌」な態度をぶつけられ、嫌な思いをしている人は少なくありません。どの一線を越えるとハラスメントになるのでしょうか。被害を受けた場合、どう対応すればよいのでしょうか。企業へのハラスメント研修などを担当する臨床心理士の涌井美和子さんに聞きました。 ――そもそも職場で不機嫌な態度を取ることは、ハラスメントに当たるのでしょうか。 少々機嫌が悪いだけではハラスメントになりませんが、意識的か無意識的かどうかは関係なく、常にそうした行為で相手をコントロールしてしまう場合、結果的にハラスメントにあたる可能性が高いと思います。 ――具体的にはどんな行為を指しますか。 モノに当たったり、わざとらしいため息が耳に入ったりすると、嫌ですよね。周りの人が嫌な思いをしているにもかかわらず、その行為を続けているのであれば、不機嫌ハラスメント(フキハラ)に当たる可能性があります。 特定の人に対してだけ常にムスッとした態度だったり、わざと気づかないふりをしたり。ほかの人には親切なのにその人だけ不親切にするといった行為も、該当すると思います。【関連記事】不機嫌でマウント取る年下上司、非正規の私の抗議に… 理不尽な結末 ――職場にフキハラをする人がいると、周囲の人にどんな影響を与えますか。 立場の強い人がそのような行為を繰り返すと、弱い立場の人は顔色をうかがったり、萎縮したりしてしまいます。組織内で自分の考えや意見を安心して発言できる「心理的安全性」が失われた状態となります。 攻撃的な感情やネガティブな感情は伝染しやすく、ハラスメント行為は周囲に広がっていく傾向があります。 職場のチーム内に1人でも礼節にかけた人がいると、周りの人のモチベーションが下がったり、生産性が下がったりすることが論文でも報告されています。 ――どういう職場だと、ハラスメントが起きやすいのでしょうか。 海外の研究では、仕事の相手…この記事は有料記事です。残り1902文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人岡崎明子編集委員|イチ推しストーリー編集長専門・関心分野医療、生きづらさ、ジェンダー、働き方益田暢子デジタル企画報道部専門・関心分野教育、語学、ジェンダー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする