インタビュー聞き手・遠田寛生印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会が6月11日から、米国、カナダ、メキシコの3カ国で共催されます。国際サッカー連盟(FIFA)は、104試合中78試合を開催する米国のトランプ政権への対応に、特に気を配っている印象があります。 FIFAが政治的な動きをみせている背景は。競技以外の面で、何が問われている大会なのか。スポーツの大規模大会と地政学の関係を研究している、米国オハイオ州マイアミ大のアダム・バイソル准教授に話を聞きました。 ――世界最大級のスポーツ大会が開幕します。開催国としての盛り上がりを、どう感じていますか。 「米国では、自分の国より大きな、何かの一部に加われるワクワク感が生まれています」 「一方で現在、米国は戦時下にいます(5月末時点)。燃油の価格は高騰、景気は停滞感があり、最近は政権の支持率が下がってもいます。サッカーは、米国では最も人気がある競技ではないので、競技以外の面での関心も高まりそうです」FIFAが米国に気を使う理由 ――今大会は、FIFAのジャンニ・インファンティノ会長と米国のトランプ大統領の蜜月ぶりもあり、政治色が極めて強い印象です。昨年12月には、FIFA平和賞がトランプ大統領に贈られました。なぜFIFAは米国に気を配るのでしょう。 「インファンティノ会長の行動を理解するには、彼の判断に大きな影響を与えているゼップ・ブラッター前会長時代(1998~2015年)を知ることが大切です」 「前会長時代は、新興国グル…この記事は有料記事です。残り1924文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人遠田寛生スポーツ部専門・関心分野大リーグなどスポーツ全般、アンチドーピング関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする