インタビュー聞き手・藤野隆晃印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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ゴールまで11メートルの距離をとり、GKと1対1で向かい合う。PKはキッカーが圧倒的に有利な条件ながら、時に失敗が起きてしまう。勝負を分ける重要なファクターが、心理的な駆け引き。どうやって重圧と向き合い、普段通りの力を出せば良いのか。 とちぎスポーツ医科学センターの協力心理指導員を務め、スポーツとメンタルトレーニングを専門にする作新学院大の笠原彰教授に話を聞いた。 ――PKにかかる重圧をどのように考えますか。 「サッカーは本来、みんなで攻めてみんなで守るスポーツで、11対11で戦われます。ですが、PKに関しては1対1。競技形態が大きく変わるというのが大きいです。また、ワールドカップ(W杯)のようなトーナメントだと、負けたら後がないという重みもあります」 ――過去の研究では、笛が鳴った直後に蹴ろうとする選手の成功率が低い、というデータがありました。 「PKは選手にとって非常に緊張する場面です。その場から早く逃れたい、という心境になりがちです。そうすると冷静な判断ができなくなります」 「一定のテンポで動くことも非常に重要です。考えすぎてしまった場合、自然な動きを邪魔してしまう。動きがぎくしゃくして、パフォーマンスが落ちることも考えられます」 ――コースについては、ゴールの上側を狙った方が成功率が高いのに、下を狙うシュートが多いという研究もありました。技術面以外に心理的な要素もあるのでしょうか。 「栃木県内の高校のサッカー…この記事は有料記事です。残り811文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人藤野隆晃スポーツ部専門・関心分野スポーツ、ジェンダー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






