中村敬斗が短いソックスでプレーする理由 子どもたちはまねを避けて岩佐友印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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サッカー日本代表MF中村敬斗(Sランス)は、ソックスが短い。 テレビ画面越しに観戦していても、ひと目でわかるほどだ。SNSで話題になることも多い。中村敬斗「何も考えられない」絶望からの復活 W杯で誓う自己ベスト これには理由がある。 中村は、ふくらはぎがつりやすいという悩みを抱えてきた。小学生の頃から専属トレーナーを務める花嶋義広さんによると、「高校生くらいの頃から、つることが多かった」という。 練習方法なのか、食事なのか。原因がわからない中で試行錯誤を重ねるなか、本人が編み出したのがソックスの改良だった。 2021~23年にオーストリアのリーグでプレーしていた頃、ソックスの裏側を切ってみると、症状が改善された。「圧迫が原因」と中村は判断した。 しかし、23年に移籍したフランスリーグで同じようにソックスを切ったところ、「デビュー戦で注意された」。リーグの規定により、認められなかったという。 そこで次善策として考えたのが、ソックスを下げることだった。日本代表でも、そのスタイルで試合に臨んでいる。 世界を見渡せば、ふくらはぎの圧迫に悩む選手は他にもいる。イングランド代表MFベリンガムは、ソックスのふくらはぎ側に穴を開け、圧迫を防いでいる。 ソックスを下げることで、相手との接触などによるけがのリスクが高まるという指摘もある。 それでも、足がつるリスクとてんびんにかけ、今の形を選んだ。中村は一般的なものより小さめのレガース(すね当て)を着用し、対応している。 左サイドを主戦場とする中村は、足への負担が大きいダッシュやドリブルを試合中に何度も繰り返す。 花嶋さんは「足がつりやすいのは、走り方や姿勢が原因である可能性もあるが、フォームを変えるとバランスが崩れてしまう。彼は自分で考えられる選手なので任せている」と話し、現時点では今の形が最適解だと考えている。 欧州で戦う中で、トップパフォーマンスを出すために考えてたどりついたスタイル。常に自分と向き合う中村らしさが、ソックスに表れているとも言える。 同時に、子どもたちが実戦の場で自分のまねをすることは避けてほしいと考えている。 今月初め、自身のマネジメント会社のSNSを通じて、「子どもたちへ」と題して、ソックスを短くしている理由を説明した。 その上で、「僕もプロになるまでは、ソックスをしっかり長く履いてプレーしていました。試合やチーム練習のときは危険なので、ソックスを下げるのはやめてほしいです」「大きなけがをしてしまうと、夢を追い続けることも、夢をかなえることも難しくなってしまいます。だから、お父さんやお母さん、そしてコーチの言うことをきちんと守ってください」などと投稿。安全を第一にプレーしてほしいと呼びかけた。■現地から記者がつぶやいてい…この記事は有料記事です。残り99文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人岩佐友スポーツ部専門・関心分野サッカー、バレーボール関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする