新宿・歌舞伎町を歩く希咲未来さん。「ピアナビゲーター(少し先を行く当事者)」として支援側にまわることで、他の当事者も性売買から抜け出しやすくなることが期待されている=2026年5月13日午後7時33分、東京都新宿区、藤原伸雄撮影
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売春防止法の見直しに向けた議論が、法務省の有識者検討会で続いている。買う側を処罰すべきかをめぐって賛否が割れる中、約10年にわたって性売買を経験した希咲(きさらぎ)未来(みらい)さん(活動名・26)が検討会に出席し、買春は「女性に対する暴力であり、搾取だ」として処罰の必要性を訴えた。【ポイント解説】「買う側」処罰に賛否 売春防止法の見直し議論 「14歳の時から性を売らざるをえない状況で生きてきました」。希咲さんは4月7日、法務省の非公開の検討会で語り始めた。 これまでの検討会では複数の関係者へのヒアリングが行われたが、当事者として自らの経験を語ったのは希咲さんだけだ。新宿・歌舞伎町で支援活動を続ける希咲未来さん=2026年5月13日午後7時57分、東京都新宿区、藤原伸雄撮影 その後の取材や議事録によると、希咲さんは父親から繰り返し性的虐待を受けた。両親の機嫌の良い時にしかご飯が食べられなかった。14歳のある雨の夜、家を抜け出して地元の繁華街に。その後、新宿・歌舞伎町に向かったが知り合いも行くあてもない。非常階段で夜を明かした。そんな時、「お金あげるよ」とSNSで男性に声をかけられた。 それが「助け」に見えた。今…






