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美味とはほど遠いイメージがある刑務所の食事。その中に「ここのメシはうまいっす」と受刑者が絶賛する刑務所が、愛知県岡崎市にある。テレビドラマの原作の舞台にもなった調理現場を訪ねた。黒柳さんの前の職場の学校給食で抜群の人気を誇ったという「いかフライレモン風味」。材料のみりんの代わりに砂糖の量を調節してアレンジ=黒柳桂子さん提供 岡崎市の郊外にある岡崎医療刑務所は、男性だけが入る全国で最も小さい刑務所だ。現在約60人強の受刑者が収容されている。日々の食事の調理は、選抜された受刑者が刑務作業として担っている。 5月中旬の午前中、何重にも鍵がかかった扉の先にある「炊場(すいじょう)(炊事工場)」では、夕食の仕込みが進んでいた。鶏のひき肉にひじきを混ぜて練る人、手早く調理器具を洗う人……。蒸し暑い室内で、作業が終わるたびに刑務官に大きな声で報告をする姿に、規律の厳しさがにじむ。岡崎医療刑務所の「炊場」の入り口。普段は鍵がかかっており、鍵を持つ刑務官でなければ行き来できない=2026年5月19日、愛知県岡崎市の岡崎医療刑務所、小泉浩樹撮影テレビドラマの原作にも その現場を支えるのが、管理…






