2026年6月6日 8時00分魚住ゆかり印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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オーケストラの第一線で活躍する名手たちが吹奏楽を奏でる夢の演奏会「フィルハーモニア・ウィンズ東京 2026」が20日、東京芸術劇場(東京・池袋)で開かれる。NHK交響楽団(N響)のホルン首席客演奏者、福川伸陽さんの呼びかけで集まった60人超が、一夜限りの演奏を繰り広げる。 きっかけは、福川さんのマネジャーがふともらした「こんなドリーム企画が実現できたらなあ」という一言だった。 中学1年でホルンと出会い、中高の6年間を吹奏楽部で過ごした福川さんは、プロになってから吹奏楽と接する機会が減っていた。「お祭りのようなコンサートで、吹奏楽に少しでも恩返しができたら」。企画実現へ向けて動き出した。 日本のオーケストラの管楽器奏者のほとんどは、中高の吹奏楽部出身。「人として大好きで音楽家としても尊敬する友人たちにお願いしたら、みなさんとても興味を持ってくれました」 N響からはフルート甲斐雅之さん、クラリネット松本健司さん、トランペット長谷川智之さんら首席4人を含む9人、読売日本交響楽団からはオーボエ荒木奏美さん、ファゴット古谷拳一さん、ホルン日橋辰朗さんの首席3人を含む7人、東京都交響楽団からは、トロンボーン首席奏者の高瀬新太郎さんら5人が参加。世界有数のプロ吹奏楽団である東京佼成ウインドオーケストラの団員4人や、ユーフォニアムの外囿祥一郎さんらソリストも加わった。 プログラムの幕開けは、華やかな「祝典序曲」(ショスタコービチ)。「吹奏楽の第九」とも呼ばれる「アルメニアン・ダンス パートⅠ」(リード)、美しいハーモニーが印象的な「カンタベリー・コラール」(バンデルロースト)、超絶技巧がちりばめられた「フェスティバル・バリエーション」(C.T.スミス)などが続き、全日本吹奏楽コンクールでも演奏回数最多の大曲「ローマの祭り」(レスピーギ)で締めくくる。 「普段一緒にやっていない分、一期一会の爆発力が大変なことになりそう」と福川さんは言う。「百戦錬磨で、感じ取る力も表現力も桁違いの人ばかり。その爆発力は美しさやあたたかさ、輝かしさや音圧などに影響し、必ず聴きに来てくださる皆さんに伝わるはずです」 いったいどんな響きのどんな音楽がうまれるのか。プロデュースした福川さん自身、楽しみで仕方がないという。 コンサートは20日午後7時から。指揮は現田茂夫さん。全席指定で一般7500円、高校生以下3500円。詳細はHP(https://www.japanarts.co.jp/concert/p2210/)で。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人魚住ゆかりネットワーク報道本部専門・関心分野音楽(主に吹奏楽・合唱)、歴史、文化、いきもの関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする