2026年度の全日本吹奏楽コンクール課題曲を手がけた作曲家の伊藤康英さん=2026年3月2日、東京都杉並区、魚住ゆかり撮影
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新年度が始まって1カ月半。夏の吹奏楽コンクールに出場する団体の課題曲選びも、終盤だ。2026年度の4曲の課題曲のうち、Ⅳ「管楽器のためのフィナーレ」を手がけたのは、吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」や「ピース、ピースと鳥たちは歌う」などの名曲で知られる作曲家、伊藤康英さん(65)だ。30年ぶり2曲目の課題曲に込めた思いを聞いた。いろんな工夫できる曲に ――全日本吹奏楽コンクールの課題曲は、1996年度の「管楽器のためのソナタ」以来となります ちょうど30年です。振り返ってみると、課題曲についての僕の考えが何も変わっていないことに気付きます。良質な作品に触れてほしい、長く取り組むその曲について、いろいろ勉強してほしい、ということです。 ――前評判では難しそうな曲との声もありました 「楽曲構成を学べる作品を」…






