2026年6月5日 15時00分魚住ゆかり印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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人数が少なくても、限られた楽器しかなくても、演奏できる吹奏楽譜がほしい。そんな声に応える「フレックス譜」が、増えている。より楽しむ方法を提案したいと、6日、20代の音楽家たちが東京都内でコンサートを開く。 中高の吹奏楽部などでは、少子化などの影響で、少人数で楽器の種類も限られ、既存の楽譜の演奏が難しいバンドが増えている。 そこで、近年増えているのが、各パートに自由に楽器を割り振れるようにするなど、多様な編成のバンドに対応できるよう作編曲した「フレックス譜」だ。 ただ、楽器の組み合わせによってはバランスが崩れやすく、その曲が本来もっているはずのハーモニーを奏でづらいなどの課題があるという。 「現代音楽なら、その問題が解決できるのではないか」。吹奏楽の経験があり、吹奏楽曲を多く手がける作曲家の湯地晃太郎さん(28)や姫野七弦(なつる)さん(25)らによる「Symnapse(シナプス)」が、フレックス譜だけを演奏する「シン・フレックス」を企画した。 楽器の組み合わせ次第で、まったく違う響きが楽しめる曲、でこぼこな響きを楽しめる曲、楽譜を使わずに演奏できる曲など、2人のほか、日本を代表する現代作曲家、藤倉大さんらが手がけた、自由でユニークな作品が並ぶ。 「現代音楽なら、少ない人数もアンバランスな編成もプラスに変えられる。フレックス譜の楽しさや可能性を感じてもらえたら」と姫野さんは言う。 演奏は、小編成の吹奏楽の魅力を発信する「miniTua-wind ensemble(ミニチュア・ウィンド アンサンブル)」。東京芸大の卒業生が中心で、同窓の姫野さんらとは、在学中から活動をともにしてきた。 ミニチュア・ウィンドの今田俊輔さん(24)は「技術的には簡単な曲ばかりだからこそ、いい音、いい奏法を肌で感じやすい。中高生のみなさんに『こんな演奏がしたい』と思ってもらえる演奏をお届けしたい」と話している。 演奏会は6日午後2時から、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で。全席自由。一般3千円、大学生2千円、高校生以下500円。詳細は、ホームページ(https://www.minitua-wind.com/ticket/)。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人魚住ゆかりネットワーク報道本部専門・関心分野音楽(主に吹奏楽・合唱)、歴史、文化、いきもの関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






