「もののけ姫」を歌舞伎化 主演の市川團子さん「明日生きる活力に」2026年6月5日 18時00分増田愛子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
[PR]
宮崎駿(はやお)監督の人気アニメ映画「もののけ姫」がこの夏、「スーパー歌舞伎」として舞台化される。5日、都内で会見が開かれ、主人公の少年アシタカを演じる市川團子さん、ヒロインのサンを演じる中村壱太郎さんらが意気込みを語った。【動画】スーパー歌舞伎「もののけ姫」製作発表記者会見=増田愛子撮影 スーパー歌舞伎は、團子さんの祖父、二代目市川猿翁さんが始めた、現代的な照明や音楽を採り入れた新作歌舞伎。1986年に第1作「ヤマトタケル」が初演された。 團子さんは「スーパー歌舞伎は、祖父のライフワークのような活動でございました。今回は、祖父がいない状態での初めてのスーパー歌舞伎の新作でございます」とあいさつ。 原作映画の人気に触れ、「この二つの大きな冠の中で歌舞伎として上演するということに、正直怖さもあります」。その上で、「一人でも多くの方に感動していただき、明日を生きる活力になる舞台になるように、皆で力を合わせて誠心誠意舞台に向かっていきたいと思っております」と話した。 自身が演じるアシタカの印象は「寡黙な人」。その分、「一つ一つの行動に対する裏付け、台本解釈の部分が特に比重が大きいお役だと思っております」と語った。 壱太郎さんは「注目されているということに、改めてワクワクとドキドキを感じています。歌舞伎の新時代の幕開けの舞台になると、僕は感じています。とにかくこれを見なければ損だと思わせるような作品にしたいと思っております」。 山犬に育てられたという背景を持つサンの役作りについて「女形として、少女と獣を掛け合わせた新たな形を見いだしていきたい」と語った。 また、猪神一族の最長老、乙事主(おっことぬし)役を演じる市川中車さんは「この公演がすごくすごく豊かなものになる予感が今しております」と期待を語った。 スタジオジブリの鈴木敏夫代表取締役プロデューサーは、映画を企画した際に「映画でいわゆる時代劇はもうはやらない」と色々な人から反対にあったと、振り返った。今回の舞台化について「それを歌舞伎の世界で、もう1回再現できる。ちょっと感動しています」と話した。 会見には演出の横内謙介さんらも出席した。 スーパー歌舞伎「もののけ姫」は7月3日~8月23日、東京の新橋演舞場で上演される。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人増田愛子文化部|専任記者専門・関心分野歌舞伎、文楽、海外の演劇、公共劇場関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






