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徳島県の剣山周辺で1970年代に大蛇の目撃情報が相次ぎ、広く報道されたことがあった。この「大蛇騒動」に着想を得た小説を、元中学校教諭の深見武彦さん(81)=同県吉野川市=が終活の一環として4月に自費出版した。 短編小説集「阿波の国郷(くにさと)十一綺談(きだん)」(文芸社)。深見さんが書きためた小説のうち、11編を厳選してまとめたものだ。この中で特に自信があるのが、剣山周辺の大蛇騒動を題材にした「阿州藍商、かね仁 仁吉外伝『大蛇(おろち)骨』」だ。 中学校で技術や美術を教えながら大学院に通っていた40代の頃、決められたルールで論文を書かなければいけないことに嫌気がさし、「自由に物が書きたい」と思い、頭をよぎったのが「大蛇騒動」だった。 1973年夏、剣山の周辺で「長さ10メートル、胴直径30センチ」ほどの大蛇を目撃したという住民が続出。山中に大蛇を求めて捜索隊が結成されるほどの騒ぎとなった。 マスコミが取材に押し寄せる…この記事は有料記事です。残り621文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人山田健悟高松総局|四国キャップ専門・関心分野地方政治、行政、ジャーナリズム関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする