インタビュー「小説に正義感織り込むな」真山仁さんへ坂東玉三郎さんが言った真意鳴澤大印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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「ハゲタカ」シリーズなど、企業や政治、国家戦略をテーマとする作品で知られる小説家の真山仁さん(63)。小学生のころから正義感が強く、通知表には「正しさで人を追い詰めてはいけない」。駆け出しのころは懇意の歌舞伎俳優・坂東玉三郎さんに「小説に正義感を織り込むな」と忠告されたといいます。世の中に潜む課題に鋭く切り込む社会派の原点とは。 ◇ だんじりで知られる大阪・岸和田の出身。吃音(きつおん)に悩まされたが「口げんかで負けたことないねん」という母親とよく議論をし、最後は頭をはたかれた。 本の虫だった小学生のころ、腕力はないが、小説と母に鍛えられた弁舌が本領を発揮。ガキ大将とは「君の気持ちも分かる」と伝えて友好関係に。一方で学級会や児童会で出た提案や意見に、視点の偏りや穴が見えると、すかさずモノを申した。 例えば、「夏休みは午前11時まで自宅で勉強」という学校側からの提案。自由の侵害だと主張してクラスの賛同を得て、案は見送りとなった。 「最初は感覚。『おかしいやん、これ』って、本能的なアラートが鳴る。全世界に対して。子どものくせに」 そんな真山さんに友人は「国会議員になったら」。モノ言いはおおむね「正鵠(せいこく)を射ていた」のだが、5、6年時に担任だった若い女性教師は、通知表にずっと同じ言葉を書いてきた。 「正しさで人を追い詰めてはいけない」 「あなたが正しいと思うことを、必ずしもみんなが正しいと思わないかもしれない」 「責任感の強さが、人を傷つけることを覚えなさい」 反発を覚えたが、心に残った。「言ってることは貴重だけど」玉三郎さんの激励 自分の将来もこの頃からよく…この記事は有料記事です。残り1398文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人鳴澤大文化部|be編集部専門・関心分野方言、空き家問題、人工知能など関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






