世界遺産・沖ノ島で最高レベルの祭祀裏付け 金銅装の甲冑発見2026年6月3日 15時52分(2026年6月3日 15時52分更新)奥 正光印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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世界遺産・沖ノ島(福岡県宗像市)で出土した古墳時代の複数の金属片が、一そろいの金銅装の甲冑(かっちゅう)であることがわかった。宗像大社などが3日、発表した。世界遺産の大山古墳(伝仁徳天皇陵・堺市)で明治時代に確認され、絵図が残る甲冑と同じ鉄地金銅張で、沖ノ島で最高レベルの国家祭祀(さいし)がおこなわれていたことを裏付けた。 宗像大社や福岡県などでつくる「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会」が、2025年度に宗像大社へ寄せられた沖ノ島祭祀遺跡の出土品を調べた。これまでに見つかっていた5世紀の「衝角付冑(しょうかくつきかぶと)」(国宝)の新たな一部と、古墳時代のよろい「短甲(たんこう)」を構成する金属片計21点を確認。長さ5センチ前後、厚さ数ミリで、1500年以上の時を経てさびているものの、権威の象徴である金がところどころに確認できる。 協議会によると、金銅装短甲の実物は極めて珍しい。伝仁徳天皇陵では明治時代に斜面の崩落で前方部に石室が見つかり、その際に出土した金銅装甲冑が埋め戻す前に絵図として残されている。大王級の副葬品に匹敵する権威の象徴で、当時の最高権力者が沖ノ島を重要視していたことがわかるという。 宗像女神が鎮座するとされる沖ノ島は4世紀後半から約500年間、航海の安全などを願う国家的な祭祀が行われた。出土した約8万点は国宝に指定されている。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする








