現場から百済ルーツの帯金具、さびだらけ→金ピカに 紙おむつの素材が一役戸村登印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
[PR]
鳳凰や鬼神などの文様 古代東アジアの交流を考えるうえで貴重な発見となった、静岡県富士市の須津(すど)千人塚古墳から出土した金銅製の帯金具。鳳凰(ほうおう)や鬼神などの精緻(せいち)な文様が彫られていたが、出土したときはさびだらけだった。かつての輝きをどのように取り戻したのか。朝鮮半島でも珍しい 静岡県富士市の古墳で出土、百済ルーツの帯金具 古墳は7世紀中ごろの飛鳥時代に築かれた。帯金具3点は朝鮮三国時代の古代国家・百済に由来するもので、2024年度の発掘調査で横穴式石室の入り口付近で見つかった。ただ、全面がさびに覆われ、高度な金工技術を示す文様ははっきりと見えない状態だった。 復元に向け、富士市教育委員会が昨年8月に保存処理を委託したのが県埋蔵文化財センター(静岡市清水区)だ。紙おむつの素材にさびを吸着 担当した調査課の大森信宏さん(58)によると、さびに覆われた帯金具の状態を確認するため、X線で撮影したところ、文様があるとわかった。次に、傷つけないよう、軟らかい竹串で、泥やさびを除去した後、さびを分解させるエチレンジアミンテトラ酢酸という薬剤を使った。 その作業で活用したのが、紙…この記事は有料記事です。残り498文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする










