現場から第4回非常戒厳が生んだ保守の分断、浮沈かかる統一地方選 道は開けるか大邱=貝瀬秋彦印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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統一地方選の選挙運動初日の5月21日、保守系最大野党・国民の力のソウル市長候補である呉世勲(オセフン)氏の傍らに、党代表の張東赫(チャンドンヒョク)氏の姿はなかった。韓国政治の2大勢力のもう一つ、進歩(革新)系の与党・共に民主党の候補の鄭愿伍(チョンウォノ)氏が最初の日程で党代表とともにスタートしたのとは対照的だ。 通算5選を目指す現職の呉氏は、2024年12月に非常戒厳を出して罷免(ひめん)された尹錫悦(ユンソンニョル)前大統領やその支持勢力との「絶縁」にあいまいな態度を取り続ける張氏と距離を置いてきた。韓国、戒厳以降も深刻化する両極化 憲法裁判事が託した統合への願い「国民統合」かすむ韓国 政権は「内乱」を断罪、野党は喪服で国会に 張氏は5月26日、選挙運動が始まって初めてソウルで演説したが、この日も呉氏と並び立つことはなかった。呉氏は「地方選挙は生活行政を扱う選挙だ。わざわざ中央が介入する理由はあまりない」と述べ、張氏らと一線を画す姿勢を示した。 韓国の李在明大統領が就任してから、6月4日で1年となります。その前日に投開票される統一地方選は、李政権への中間評価の意味も帯びています。選挙戦の状況を踏まえつつ、韓国政治の「現在地」を探ります。 呉氏側は、尹氏の弾劾(だんがい)に反対するなどした張氏の応援によって、中道層や穏健保守層が離反する可能性を懸念しているとみられる。韓国メディアによると、張氏の応援を避ける現象は他の地域でも見られるという。 非常戒厳以降、国民の力の支…この記事は有料記事です。残り1373文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人貝瀬秋彦ソウル支局長専門・関心分野朝鮮半島、東南アジア、核問題、人権問題関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
















