ストーリー老舗ホテルの〝カピピン〟 愛情深まり着ぐるみ企画 コロナ禍で誕生天野光一印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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宮崎市の中心街にある宮崎第一ホテルの公式キャラクター「カピピン」。コロナ禍で休業した際に社員らがアイデアを出し合って誕生したキャラクターだ。いま、リアルに会える着ぐるみ製作の企画が進んでいる。 カピピン誕生のきっかけは、ホテルが2020年にコロナ禍で2カ月間休業したことだった。顧客を笑顔にしようと、社員だけでなく取引先も巻き込んで、デザインやキャラを設定した。コロナ禍の重苦しい時期だったが、職場が盛り上がって笑顔も広がったという。 カピピンは「カピバラの妖精」だ。ホテルが大浴場に力を入れていることから、「温泉に入るイメージがある動物」として決まった。体色はホテルのシンボルカラーに合わせてピンクにした。 この時期、ホテル運営会社の社長の大山直樹さん(51)は「時間がたっぷりある。休業をチャンスと捉えようと考えていた」と話す。社員に接客や自己啓発の座学を受けてもらい、部署別の採算制度を導入するなど会社の仕組みも強化した。休業きっかけに「自虐ネタ」 さらに、利用者に「クスッと笑ってもらおう」とホテルの古さや全国チェーンではないことなどを「自虐ネタ」として使い始めた。 例えば、ポスターには「SNS映えと無縁な外観です」。ホームページには「眺めの良い部屋をお願いします それは無理なリクエストです」などのネタが並ぶ。一方、寝心地が良いベッドや煮卵の無料提供など「お得すぎるおもてなし」にも力を入れた。 カピピンもその中で誕生した。いまではホテルの社員だけでなく宿泊客にも人気が定着。次の一手として企画したのが着ぐるみ製作だった。大山さんは「アピールするうちにカピピンへの愛情がどんどん深まった。もっとたくさんの人に見てもらいたくなった」と語った。クラファンに約110万円 ホテルは5月31日までクラ…この記事は有料記事です。残り237文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人天野光一ネットワーク報道本部専門・関心分野地方経済、農業、安全保障関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする