深掘り米国の存在感、低下する東南アジア 防衛力強化する日本への視線とはシンガポール=園田耕司 清宮涼印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
[PR]
米国が中東地域でのイランとの紛争に足を取られ、インド太平洋地域では米国の存在感が低下する「力の空白」が懸念されている。そうした中、シンガポールで開かれた「アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)」(英国際戦略研究所主催、朝日新聞社など後援)では、米国の主要な同盟国であり、高市政権のもと防衛力の抜本的強化を進める日本の役割が注目された。東南アジア諸国の視線には、日本への期待と不安が交錯していた。 インド太平洋地域の国防相らが参加する同会議の今年のハイライトは、ヘグセス米国防長官とともに、小泉進次郎防衛相の演説だった。 中国の「新型軍国主義」批判に反論し、日本は武器輸出拡大や防衛力強化で地域の平和と安定に貢献する姿勢を打ち出した。会場からは「(日本が)アジアを支援するというメッセージだった」(韓国の研究者)として、おおむね好意的な評価が聞かれた。 東南アジア諸国が期待する日本の役割について、シンガポールのビラハリ・カウシカン元外務次官は「インド太平洋地域において、米国の軍事プレゼンスを支える『いかり(アンカー)』役だ」と指摘する。 米中が同地域で覇権争いを繰…この記事は有料記事です。残り816文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人園田耕司編集委員|安全保障専門・関心分野外交・安全保障、日本政治、米国政治、国際政治清宮涼政治部|外交・防衛担当専門・関心分野外交、安全保障、国際政治関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする















