アジア安全保障会議、ベトナム首脳が講演 「大国の責任ある関与を」シンガポール=畑宗太郎 小早川遥平 加藤あず佐印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

[PR]

29日に開幕したアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)に合わせ、ヘグセス米国防長官がシンガポールを訪れ、アジア各国の首脳らと会談した。30日午前に演説し、インド太平洋地域における米国の戦略について語る見通し。一方、中国は2年連続で国防相の派遣を見送った。 ヘグセス氏は29日、ベトナムの最高指導者トー・ラム共産党書記長兼国家主席や開催国シンガポールのローレンス・ウォン首相と相次いで会談。ウォン氏との会談後、ヘグセス氏はSNSで「インド太平洋地域における抑止力の維持という共通の決意を再確認でき、誇りに思う」と述べ、引き続き米国が地域の安全保障に関与する姿勢を強調した。 中国は国防相の派遣を見送ったが、30日のヘグセス氏の演説には関心を寄せている。ヘグセス氏は昨年、中国の脅威が差し迫っていると強調。インド太平洋地域で「(米国が)力による平和を実現する」と述べ、同盟国などに結束を呼びかけた。今年は、今月の米中首脳会談を経てアジア戦略をどう語るかに注目が集まる。 米中首脳会談で習近平(シーチンピン)国家主席は、両国関係で最も重要とする台湾問題について、「処理を誤れば両国は衝突しうる」と強く警告していた。その後の米側の出方を慎重に見極めていることも、国防相を派遣しなかった理由の一つとみられている。「国際秩序の危機」 29日夜には、ラム氏が基調…この記事は有料記事です。残り704文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人畑宗太郎アメリカ総局専門・関心分野アメリカ外交、米中関係・アジア太平洋情勢小早川遥平中国総局専門・関心分野中国社会、平和、人権関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする