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将棋の第85期名人戦・順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)が11日に開幕する。名人挑戦と昇級を懸けて来年3月まで続く5階級の戦い。今期は序盤の「夏の順位戦」から続々と好カードが組まれている。伊藤匠二冠が順位戦A級に昇級 深夜の逆転勝利 「一度は名人戦」 順位戦とは、気温の低下する季節に熱が上昇していく棋戦である。 初夏に始まり秋へ。さらに年の暮れにかけて、昇級に挑むか残留を目指すか棋士たちの色分けは進む。そして年を越した冬の1、2、3月に運命を分かつクライマックスを迎える。 第85期も戦いの道程は不変だが、今期は例年以上に白熱の夏が展開されることになりそうだ。リーグ序盤から好カードが目白押しとなっている。 名人挑戦権を争うA級では、新参加の伊藤匠二冠が初戦で佐々木勇気八段、2回戦で永瀬拓矢九段と戦う。7月開幕の王位戦七番勝負での挑戦も決めたばかりのダブルタイトルホルダー。断定調の言葉を好まない藤井聡太名人(23)があえて「伊藤二冠のA級昇級は当然のこと」と評し「ハイレベルなリーグ戦、注目して見ていきたい」と熱視線を送る。連勝発進となれば、初参加初挑戦の道も開けるだろう。 B級1組は、デビューから3期連続昇級という44年ぶりの偉業を成した藤本渚七段と4日開幕の棋聖戦五番勝負で藤井棋聖に挑む服部慎一郎七段が開幕局で激突する。勝者は昇級候補に躍り出る。 B級2組は、羽生善治九段が…この記事は有料記事です。残り769文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人北野新太文化部|囲碁将棋担当専門・関心分野囲碁将棋関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする